2016/10/05
長野市の加藤久雄市長は10月5日の定例記者会見で、同市にある2つの私大が看護系学部や学科の新設を検討していることに関し、「(看護系が)2大学は多いと感じる。国や県と詳細に検討し、結果を出してもらえれば」と述べ、市としては調整などに関与しない考えを示した、と朝日新聞(10/6)が報じた。
同紙によれば、いずれも2019年4月の開設を目指しているのは、清泉女学院大が看護系学部(定員70~80人)、長野保健医療大が看護学科(定員80人)。長野保健医療大は3日、加藤市長に対して校舎建設のための市有地の売却などを要望した。清泉女学院大はJR長野駅近くでの校舎建設の計画を進めている。加藤市長は「方向が決まった時点で、前向きに支援を考えていきたい」と話した。