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静岡大:学生ら放射線計測実習、7大学2社が専門家育成へ連携

2016/12/25

 放射線の専門家育成を狙いに静岡大が2016年度から取り組む大学間連携プログラムの共同実習が12月23、24の両日、静岡市駿河区の同大で開かれた。これを報じた静岡新聞(12/25)によれば、静岡県外の9大学・企業から21人が参加し、静岡大の設備を生かした実習に臨んだ。参加したのは名古屋、九州、富山、近畿、大阪府立、大阪、茨城の7大学と中部電力、日本原燃の2社。

 学生や若手社員は静岡大が持つ「大線量ガンマ線照射装置」などを活用した放射線計測実習を体験した。九州大大学院2年生の後藤健吾さん(24)は「自分の大学では普段なじみのない放射線種や計測装置を扱えるのは非常に有意義な機会」と感想を話した。プログラムは2016年度の原子力規制庁の原子力規制人材育成事業に採択された。今後九州大と富山大でも実習を行う予定。

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